父の笑顔

雑記




自治会の会議を終え身支度をして実家へ向かいました。

身支度と言っても徒歩5分の距離なので普段着です。



ただ両親は「きっちり」を家訓にあげる(←ホント)2人なので

間違っても髪が乱れていたり毛玉の靴下を履いたりはNGです。



「早めに来てもいいよ」

と母が言っていたので多分AM11時位には

2人玄関を見ながらウロウロしていたことでしょう。



12時10分前に実家のチャイムを鳴らすと母の「はーい」と言う声が

聞こえて扉があきました。

その奥には既に自分の席で待っている父の笑顔が……。



軽い痴呆が始まってからの父の笑顔は100点満点の笑顔で

私は少し胸が痛みます。

父は素直に自分の感情を出すのを良しとしない人だったからです。



体調の話や食欲の有無など話しながらビールで乾杯して

夕べの残りの肉じゃがとハムと蒲鉾のおかずを食べました。



レトルトを使った鯛めしが出ましたが

いつもの母の手作りの味ではなくやはりおいしくはなかったです。

高齢の母が父の世話と家事をするのがしんどい様子が分かります。


軽く手を抜きながらも頑張っていて偉いと思いました。



ただ母も言葉が通じないことがかなり多くて

認知度は2人五分五分に思えました。

父は同じことを何度か言う程度でさほどでもないと思えました。




しばらくして

思っていた通り2人の不満のぶつけ合いが始まりました。



母「炭水化物控えなあかんからご飯は茶碗半分やで」

父「好きに食べさせてくれ」



母「水飲みなさい」

父「いまは飲みたくない」



母「せめてエレベーターまで歩きなさい」

父「いやや、今日は家に居る」




公務員として真面目に働いてきた父は模範的な良い夫として

頑張って来ました。


定年退職してからは車や株でお金を結構使ったものの70才まで仕事をして、

寿命を近くに迎えて母のうるさい管理が嫌なのでしょう。



父の体調で救急車を呼ぶことが今までに4回もあり

(医者や母のいう事聞かないからとのこと)

母はどうしてもいう通りにしてほしい様子です。

でないと救急車呼んだり世話を見るのはもうしんどいとのこと。




お墓のことやお金のことなど母と沢山の話をしました。

(父は疲れてしまい部屋へ逃げました。)




夫婦の問題は根が深くて簡単には片づけられないですが

蝙蝠男みたいになっていては埒が明かないので難しいです。




帰り際に母に言いました。


お母さんの気持ちはわかるけど

お父さんの最後のわがままやと思ってなるべく聞いてあげてほしい、と。



実際母はちょっとしつこいのです。

意思を貫くと言えばかっこいいのですが。。

NOを受け止める潔さも時には必要だとおもうのです。



部屋に逃げたくなる父の気持ちが良くわかるし

「ほっといてくれ」という父の声を過去に何度も聞いた事があります。



「懲りずにまた来てね」

と玄関で母に言われました。


もちろん行きますとも。

親の人生の最期に関わることは娘の大切なつとめでもあります。



結婚式の朝に「いままでありがとう」のひと言がどうしても言えなかった

不器用でだめな娘ですが、両親の最期はしっかり見届けるつもりです。





                            朝顔




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